「自分の車、今いくらで売れるのだろう?」
車の売却をお考えになった際、まず知りたいのが相場ではないでしょうか。相場を知らずに査定に出してしまうと、安く買い叩かれるリスクがございます。
この記事では、無料で愛車の相場を調べる方法を5つご紹介いたします。事前に相場を把握しておけば、業者との交渉も有利に進められますので、ぜひ参考にしてください。
なぜ事前に相場を知ることが大事なのか
安く買い叩かれるのを防げる
相場をご存じない状態で査定に出すと、業者に「この金額が相場ですよ」と言われるままに売ってしまうことがございます。事前に相場を把握していれば、「それは相場より安いのではないですか?」と交渉することが可能です。
適正価格で売却できる
相場を知っていれば、提示された査定額が高いのか安いのか判断できます。「もう少し高くなりませんか?」と根拠を持って交渉できるため、結果的に高値で売却できる可能性が上がります。

車買取の相場を調べる方法5選
方法1:メーカー公式サイトの下取り参考価格
手軽さ:◎ 精度:△
トヨタ、日産、ホンダなどのメーカー公式サイトでは、下取り参考価格を調べられるツールが提供されております。
車種・年式・グレードを入力するだけで概算がわかるため、一番手軽に相場をチェックできる方法です。ただし、これは「下取り価格」であり「買取価格」ではございませんので、実際の買取額はこれより高くなることが多いです。
方法2:JAAI(日本自動車査定協会)の査定シミュレーション
手軽さ:○ 精度:◎
JAAI(一般財団法人日本自動車査定協会)は、中古車の査定基準を定めている公的な団体です。公式サイトで車種情報を入力すると、業界基準の査定額がわかります。
業者が実際の査定で参考にしているデータと同じ基準ですので、信頼性の高い相場情報が得られます。
ただし、こうしたシミュレーションはあくまで書類上の数字です。実際の査定では現車のコンディションも見られますので、売却前に外装を洗っておくと印象が変わってきます。
方法3:一括査定サイトの概算見積もり
手軽さ:△ 精度:◎
一括査定サイトにお申し込みいただくと、複数の業者から実際の買取相場に基づいた概算見積もりがもらえます。これが最もリアルな相場に近い金額となります。
ただし、お申し込み後にお電話がかかってくることがございます。「相場だけ知りたい」という場合は、MOTA車買取のようにWeb上で概算がわかるサービスが使いやすいでしょう。
方法4:中古車情報サイトで販売価格を確認
手軽さ:◎ 精度:△
グーネットやカーセンサーなどの中古車情報サイトで、ご自身の車と同じ車種・年式の販売価格を調べる方法です。
中古車の販売価格は買取価格に業者の利益を乗せた金額ですので、販売価格の60〜70%くらいが買取相場の目安となります。
たとえば、同条件の車が150万円で販売されていれば、買取相場は90〜105万円くらいという計算になります。
方法5:ディーラーに下取り価格を聞く
手軽さ:△ 精度:△
お近くのディーラーに行って、「この車、下取りだといくらですか?」と聞いてみる方法です。
ただし、ディーラーの下取り価格は買取相場より低めですので、「最低でもこのくらいの価値はある」という基準値として捉えるのが正解です。

相場に影響する要因
プラス査定になる要因
- 人気のボディカラー(白・黒は特に強い)
- 走行距離が少ない
- 禁煙車
- ワンオーナー
- 整備記録簿がある
- 人気オプション装備(本革シート、サンルーフなど)
- 車検残が長い
マイナス査定になる要因
- 走行距離が多い(5万km、10万kmが節目)
- 事故歴・修復歴がある
- 喫煙車
- ペットを乗せていた
- 外装のキズ・ヘコミが多い
- 内装の汚れ・シートのへたり
- 不人気カラー
このうち内装の汚れは、査定に出す前にご自身で減らせる部分です。シートの隙間やフロアマットの砂ぼこりを吸い出しておくだけでも、車内の印象はだいぶ変わります。
相場を調べるベストなタイミング
売却を検討し始めたらすぐ
車の価値は時間が経つほど下がるものです。「いつか売ろうかな」とお考えになった時点で相場を調べておきましょう。「まだ早いかな」と思っていたら、半年後には数十万円下がっていた…ということもございます。
定期的にチェックするのもおすすめ
年に1〜2回程度、相場をチェックしておくと、「今が売り時かどうか」の判断がしやすくなります。特にモデルチェンジ情報が出た際は要チェックです。現行モデルの相場が下がり始める前に売却をご決断いただけます。
新型モデルが発表されると、現行モデルの買取相場は下落する傾向にございます。メーカーの発表情報をこまめにチェックして、売り時を逃さないようにしましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 相場を調べるだけでお金はかかりますか?
この記事でご紹介した5つの方法は全て無料でご利用いただけます。メーカー公式サイトや中古車情報サイトでの確認には、個人情報の入力すら不要です。
Q. 相場と実際の査定額にはどのくらい差がありますか?
車の状態やタイミングによって前後しますが、概算相場と実際の査定額の差は10〜20%程度が一般的です。複数社で査定を受けることで、より相場に近い金額が得られます。
現車の査定では車内のニオイもチェックされます。喫煙やペットの同乗があった場合は、査定日の前に消臭しておくという手もあります。
Q. 走行距離が多いと査定額はどのくらい下がりますか?
一般的に5万km、10万kmが大きな節目となります。10万kmを超えると大幅に下がる車種もございますので、節目を超える前に相場をチェックされることをおすすめいたします。

まとめ
車の相場を事前に知っておくことは、高値売却の第一歩です。何もご存じない状態で査定に出すのと、相場を把握した上で交渉されるのとでは、結果が大きく異なります。
まずはこの記事でご紹介した5つの方法のうち、2〜3つをお試しいただいて相場感をつかんでおきましょう。そうすれば、業者との交渉も自信を持って進められます。
車買取の相場についてさらに詳しいQ&A
Q. オプション装備は相場にどのくらい影響しますか?
メーカーオプション(工場装着品)は、後から付けられないため中古市場でも価値が認められやすく、数万円から十数万円のプラス評価になることがございます。特に本革シート、サンルーフ、先進安全装備パッケージなどは人気が高いです。一方、ディーラーオプション(販売店装着品)は社外品に交換可能なため、評価はやや控えめになりがちです。査定時にはオプション装備の一覧を伝えて、プラス評価してもらえるものがないか確認するのがおすすめです。
Q. 相場が急落するタイミングはありますか?
いくつかの要因で相場が急落することがございます。最も大きいのはフルモデルチェンジの発表時です。新型モデルが発表されると、現行モデルの相場は一気に下がります。また、リコール問題や不祥事があった場合もブランド全体の相場に影響が出ることがあります。季節的には、ゴールデンウイーク後の5月から6月にかけて需要が落ち込みやすく、相場が下がる傾向がございます。売却を予定している場合は、これらのタイミングを避けるのが賢明です。
Q. ボディカラーによって相場はどのくらい変わりますか?
人気カラーとそうでないカラーでは、同じ車種でも10万円から30万円の差が出ることがございます。最も人気が高いのはホワイトパール系とブラック系で、この2色はどの車種でも安定した需要があります。シルバーやグレーも万人受けするため悪くありません。一方、赤や黄色、緑などの個性的なカラーは好みが分かれやすく、買い手が限られるため相場がやや低くなる傾向があります。ただし、スポーツカーの赤は例外的に人気が高いケースもございます。

査定基準の詳細は一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)のサイトでご確認いただけます。自動車市場全体の動向は国土交通省 自動車局の統計データが参考になります。中古車の販売価格を調べる際はグーネットが便利です。
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。


