「車のサブスクって最近よく聞くけれど、実際どのサービスを選べばいいのだろう」と迷っている方は多いのではないでしょうか。
車のサブスク選びで重要なのは、「月額料金に何が含まれているか」と「契約満了後の車の扱い」の2点です。この2つをきちんと理解すれば、ご自身に合ったサービスが見つかります。
この記事では、記事執筆時点の主要な車サブスク(カーリース)サービスを徹底比較してまいります。各サービスの特徴・料金・メリットをわかりやすく整理しておりますので、ぜひ最後までお読みください。
車のサブスク(カーリース)とは?
基本的な仕組み
車のサブスクは、月々定額の料金を支払って車に乗るサービスです。購入との最大の違いは「車の所有者はリース会社」であること。つまり、車を「借りて使っている」状態になります。
月額料金には通常、以下の費用が含まれております。
- 車両本体価格(残価を引いた分)
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 自動車重量税
- 登録費用
サービスによっては車検代やメンテナンス費用、任意保険まで含まれるプランもございます。
購入との違い
- 初期費用:サブスクは頭金0円が基本。購入は頭金+諸費用で数十万円が必要
- 月々の支払い:サブスクは税金・保険込みの定額。購入はローン+税金+保険を別々に支払い
- 契約期間:サブスクは3~11年の契約期間あり。購入は自由に乗り続けられる
- 走行距離制限:サブスクは月間走行距離の上限あり(月1,000~2,000km程度)

主要な車サブスクサービス比較
KINTO(キント)
トヨタが運営する車サブスクの代表格です。最大の特徴は任意保険(車両保険付き)が月額料金に含まれていること。保険料が高い若い世代にとっては、総額でかなりお得になる可能性がございます。
- 取り扱い車種:トヨタ車・レクサス車
- 契約期間:3年・5年・7年
- 走行距離制限:月1,500km(3年プラン)
- 月額料金の目安:ヤリスで月額約19,800円~(ボーナス払いなし)
- 契約満了後:返却のみ(もらえない)
- 特徴:任意保険込み、中途解約金あり(解約金フリープランもあり)
定額カルモくん
ナイル株式会社が運営するカーリースです。国産全メーカー・全車種に対応しており、選択肢の広さが魅力です。11年契約であれば月額料金をかなり抑えることが可能です。契約満了後に車がもらえる「もらえるオプション」もございます。
- 取り扱い車種:国産全メーカー・全車種
- 契約期間:1~11年(1年単位で選択可能)
- 走行距離制限:月1,500km(7年以上は制限なし)
- 月額料金の目安:ダイハツ ミライースで月額約12,820円~
- 契約満了後:返却 or もらえるオプション(月額500円追加)
- 特徴:ネット完結、契約期間の柔軟さ
MOTAカーリース
MOTA株式会社が運営しております。契約満了後に車がもらえるのが標準仕様で、追加オプション不要です。走行距離制限もないため、距離を気にせず乗りたい方に最適と言えます。
- 取り扱い車種:国産全メーカー・全車種
- 契約期間:5年・7年・11年
- 走行距離制限:なし
- 月額料金の目安:ダイハツ ミライースで月額約10,340円~(11年契約)
- 契約満了後:車がもらえる(標準)
- 特徴:もらえる前提、走行距離無制限

SOMPOで乗ーる
損保ジャパンとDeNAが共同運営しております。輸入車も選べるのが大きな特徴で、ベンツやBMWにもサブスクで乗ることができます。輸入車に定額で乗れるのはかなり魅力的です。
- 取り扱い車種:国産全メーカー+輸入車
- 契約期間:3年・5年・7年・9年
- 走行距離制限:月1,000km / 1,500km / 2,000km / 3,000km
- 月額料金の目安:ホンダ N-BOXで月額約25,000円~
- 契約満了後:返却 or 買取 or もらえるプラン
- 特徴:輸入車対応、カーシェア収入オプション
ENEOS新車のサブスク
ENEOSが提供するカーリースです。ガソリン代の割引特典があるのがENEOSならではの強みです。ENEOSカードとの組み合わせでガソリン代が毎月お得になります。
- 取り扱い車種:国産主要メーカー
- 契約期間:3年・5年・7年
- 走行距離制限:月1,000km / 1,500km
- 契約満了後:返却 or 買取 or 延長 or もらえる
- 特徴:ガソリン割引、ENEOSカード連携
車のサブスクの選び方ポイント
契約満了後に車がほしいかどうか
これが最大の分かれ道です。「契約終了後も同じ車に乗り続けたい」のであれば、もらえるプランがあるMOTAや定額カルモくんがおすすめです。「定期的に新しい車に乗り換えたい」のであれば、KINTOのような返却型が向いております。
月額料金に何が含まれるか確認
月額料金が安く見えても、車検代やメンテナンス費用が別途かかるプランもございます。特に任意保険が含まれるかどうかは大きな差になりますので、必ず総額で比較することが重要です。
走行距離を見積もる
月間走行距離制限を超えると、超過分として1kmあたり5~15円の追加料金が発生いたします。通勤で毎日使うのであれば月1,500km以上は必要ですし、週末だけの利用であれば月1,000kmで十分です。ご自身の使い方に合った制限を選びましょう。

車のサブスクのメリット・デメリット
メリット
- 頭金0円で新車に乗れる
- 毎月の支出が一定で家計管理がしやすい
- 税金や車検の手続きが不要
- 数年ごとに新しい車に乗り換えられる
- 車の売却の手間がない
デメリット
- 走行距離制限がある(サービスによる)
- 中途解約に違約金がかかることが多い
- カスタマイズが制限される
- 長期間乗ると購入より総額が高くなることがある
- 契約期間中は車を変えられない
サブスクと購入、どちらがお得?
サブスクがお得なケース
- まとまった頭金を用意できない方
- 3~5年スパンで車を乗り換えたい方
- 車の管理やメンテナンスの手間を省きたい方
- 任意保険料が高い若い世代の方(KINTO限定)
購入がお得なケース
- 10年以上同じ車に乗り続ける予定の方
- 走行距離が多い方(月2,000km以上)
- 自分好みにカスタマイズしたい方
- まとまった資金がある方
詳しいコスト比較はKINTO公式サイトでシミュレーションができますので、気になる車種で試算してみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 車のサブスクで審査は厳しいですか?
A. 一般的なカーローンと同程度の審査がございます。年収や勤続年数、信用情報がチェックされます。定額カルモくんなど一部のサービスでは「お試し審査」が可能ですので、まずは気軽に審査を受けてみることをおすすめいたします。
Q. 途中で解約できますか?
A. 多くのサービスでは中途解約に違約金が発生いたします。ただし、KINTOには「解約金フリープラン」があり、一定期間経過後は解約金0円で解約が可能です。転勤やご家族構成の変化が予想される方は、解約条件を重視してサービスを選びましょう。
Q. サブスクの車にぶつけたらどうなりますか?
A. 原則として修理が必要です。返却時に修理されていない傷や凹みがあると、別途費用を請求されることがございます。KINTOであれば任意保険(車両保険付き)が含まれているため、修理費の自己負担を抑えることが可能です。
Q. 法人で車のサブスクを使うメリットは何ですか?
A. リース料は全額経費計上できるため、法人にとっては税務上のメリットが大きいです。車両を資産として計上する必要がなく、国税庁が定める減価償却の計算も不要になります。
Q. 中古車のサブスクはありますか?
A. ございます。KINTOには「KINTO ONE 中古車」というサービスがありますし、定額カルモくんでも中古車リースを取り扱っております。新車より月額料金を抑えたい方には中古車サブスクもおすすめです。

まとめ:車サブスクは選択肢が豊富な時代
車サブスク市場は各社がサービスを充実させており、選択肢が非常に豊富になっております。ご自身に合ったサービスを選ぶためのポイントをまとめますと、
- 任意保険込みがいいなら → KINTO
- 契約期間を柔軟に選びたいなら → 定額カルモくん
- 最終的に車をもらいたいなら → MOTAカーリース
- 輸入車に乗りたいなら → SOMPOで乗ーる
- ガソリン代も節約したいなら → ENEOS新車のサブスク
「購入とサブスクのどちらがいいか」は、ライフスタイル次第で答えが変わります。まずは気になるサービスで見積もりシミュレーションを行い、月額料金と総額を比較してみてください。ご自身のライフスタイルにぴったりのサービスが見つかるはずです。
各社の最新情報はKINTO公式サイト、定額カルモくん公式サイト、SOMPOで乗ーる公式サイトでご確認いただけます。


