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車両保険は必要?不要?判断基準と年間保険料の差を徹底解説

車の維持費

自動車保険のご加入時に最も悩まれるポイントの一つが「車両保険をつけるかどうか」ではないでしょうか。

車両保険をつけると保険料が1.5倍から2倍になることもございます。年間で3万円から5万円の差額が生まれるわけですが、この金額を「安心料」と捉えるか「もったいない」と感じるかは、お一人おひとりの状況によって異なります

この記事では、車両保険が必要な方と不要な方の判断基準を明確にし、ご自身に合った選択ができるようお手伝いしてまいります。

ナビ助
ナビ助
車両保険って「いる?いらない?」で悩む人がすごく多いんだよね。自分の状況に合わせて判断するのが大事だから、一緒に見ていこう!

車両保険とは

車両保険は、ご自身の車の修理費用をカバーする保険でございます。事故でお車が壊れた場合、相手がいれば相手の保険で修理費が出ますが、ご自身に過失がある分や、単独事故、当て逃げなどの場合はご自身で負担する必要がございます。その自己負担分をカバーしてくれるのが車両保険の役割です。

車両保険の2つのタイプ

一般型(フルカバー)

ほぼすべての損害をカバーいたします。自損事故(電柱にぶつけた場合等)、当て逃げ、自然災害なども補償対象となります。保険料は高めでございます。

エコノミー型(車対車+限定A)

車対車の事故と、盗難・火災・自然災害は補償されますが、自損事故と当て逃げは対象外となります。一般型と比較して保険料が30%から40%安くなります。

車両保険が必要な方

1. 新車から5年以内の車にお乗りの方

新しい車ほど修理費用が高額になりますし、事故で全損になった場合のダメージが非常に大きくなります。300万円の新車が全損になって保険が出ないと、ローンだけが残って車がないという最悪の事態に陥る可能性がございます。

2. ローンが残っている方

ローン返済中に車が全損になると、残債だけが残ってしまいます。車両保険があれば保険金でローンの残債をカバーすることができます(全額とは限りませんが)。

3. 貯金が少ない方

修理費用をご自身で負担する余裕がない場合は、車両保険で備えておくべきでございます。自損事故でバンパーやドアを修理すると10万円から30万円は軽くかかってまいります。

4. 自然災害が多い地域にお住まいの方

台風、洪水、雹(ひょう)などで車が被害を受けるリスクが高い地域であれば、車両保険は心強い味方となります。水没による全損は修理代が車の価値を超えることも少なくございません。

ナビ助
ナビ助
ローンが残ってる人は特に要注意だよ。全損になってローンだけ残るのは本当にキツいから、しっかり検討してね!

車両保険が不要な方

1. 車の価値が低い方(10年以上の古い車)

車両保険の保険金額(上限)は車の時価で決まります。10年落ちのお車ですと保険金額が30万円から50万円程度になりますので、年間3万円から5万円の保険料を支払って得られる保険金が少なくなります。コストパフォーマンスが悪くなるケースでございます。

2. 修理費用を自己負担できる貯蓄がある方

50万円程度の修理費用を問題なくお支払いできる貯蓄があるのであれば、車両保険を外して保険料を節約される方が合理的かもしれません。保険は「ご自身では負担できないリスク」に備えるものでございます。

3. 運転歴が長くて事故リスクが低い方

ゴールド免許で20年以上無事故の方であれば、事故のリスクは統計的に低いと言えます。過去の実績を踏まえて、車両保険を外すという判断も合理的でございます。

車両保険ありなしの保険料の差

30歳、ゴールド免許、15等級、トヨタ ヤリス(新車)の場合の目安をご紹介いたします。

保険料の比較(年間)
  • 車両保険なし:年間約25,000円
  • 車両保険あり(エコノミー型):年間約40,000円
  • 車両保険あり(一般型):年間約55,000円

車両保険なしと一般型では年間約30,000円の差がございます。10年で30万円。この金額で「安心」を買うかどうかという判断になります。

車両保険の保険料を安くする方法

1. エコノミー型を選ぶ

自損事故と当て逃げは対象外になりますが、一般型より30%から40%安くなります。「車対車の事故は補償してほしいが、自損事故はある程度許容できる」という方にはちょうどよい選択肢でございます。

2. 免責金額を設定する

「1回目5万円、2回目10万円」のように免責金額(自己負担額)を設定されると保険料が下がります。小さな傷はご自身で修理し、大きな事故だけ保険を使うというスタンスであれば、免責を設定されるのが賢い方法でございます。

3. 車両保険金額を下げる

車両保険金額の設定範囲には幅がございます。下限に近い金額に設定すれば、その分保険料をお安くすることが可能です。

車両保険を使うときの注意点

等級が下がる

車両保険を使うと3等級ダウンとなります(事故の種類によります)。翌年以降の保険料が上がりますので、修理費用が少額であれば保険を使わない方がトータルで得になることも多いのでございます。

目安として、修理費用が10万円以下であればご自身での負担の方がトータルで安くなるケースが多くございます。保険会社に「使った場合と使わなかった場合の保険料シミュレーション」をご依頼されてから判断されることをおすすめいたします。

ナビ助
ナビ助
保険を使うと等級が下がって翌年の保険料が上がるから、少額の修理なら自腹の方がお得なこともあるんだよ。使う前にシミュレーションしてもらおう!

自動車保険の仕組みについて詳しくは日本損害保険協会のサイトでご確認いただけます。保険の選び方全般につきましては金融庁の消費者向けページも大変参考になります。

年数別のおすすめプラン

車の年数別おすすめ
  • 新車から3年:一般型がおすすめ(車の価値が高く、ローンも残っている場合が多い)
  • 3年から7年:エコノミー型への切り替えを検討(車の価値が下がってきた段階)
  • 7年から10年:エコノミー型、または外すことを検討(保険金額と保険料のバランスが悪くなる)
  • 10年以上:外すことを検討(車の価値が低く、コストパフォーマンスが悪い)

お車の使い方やご経済状況は皆様それぞれ異なりますので、あくまで目安としてお考えください。一括見積もりで車両保険ありなしの保険料を比較されれば、具体的な金額差がわかりますので判断しやすくなります。日本FP協会でもライフプランに合わせた保険の選び方を解説しておりますので、ご参考になさってください。

よくある質問(Q&A)

Q. 車両保険はどのタイミングで見直すべきですか?

毎年の保険更新時に見直されることをおすすめいたします。特に車の年式が3年、5年、7年、10年を超えるタイミングでは、補償内容の変更を検討される価値がございます。

Q. 新車特約とは何ですか?

新車特約(車両新価特約)とは、新車から一定期間内に全損や修理費が高額になった場合に、新車の購入費用相当額が支払われる特約でございます。新車をお持ちの方には心強い補償です。

Q. 車両保険で補償されないケースはありますか?

飲酒運転や無免許運転による事故、故意に起こした損害、地震・噴火・津波による損害は車両保険の補償対象外となっております。地震に対する備えが必要な場合は、別途地震特約の付帯をご検討ください。

まとめ:ご自身の状況に合わせた柔軟な判断を

車両保険の要不要の判断基準をおさらいいたします。

判断基準まとめ
  • 新車から5年以内、ローン残あり、貯蓄少なめ → 必要
  • 10年以上の古い車、貯蓄あり、運転歴が長い → 不要も検討
  • 一般型とエコノミー型で保険料が30%から40%変わる
  • 免責金額の設定でさらに保険料ダウンが可能
  • 小さな事故で保険を使うと、等級ダウンでかえって損することも
  • 年数が経つにつれて、段階的に補償を縮小するのが合理的

車両保険は「つけるべき」「つけないべき」の二択ではなく、ご自身の状況に合わせて柔軟に調整するものでございます。年に1回の更新時に見直す習慣をつけていただければ幸いです。

※この記事は記事執筆時点の情報に基づいて作成しております。保険料は条件によって異なりますので、正確な金額は各保険会社の見積もりでご確認ください。

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