「車を売るとき、業者の言い値でそのまま売ってしまっていいのだろうか」「交渉したいけれど、どうやって話を切り出せばいいかわからない」――こうしたお悩みを抱えていらっしゃる方は非常に多いのではないでしょうか。
車の買取価格は、交渉次第で10万円から30万円以上変わることがあると言われております。何も交渉せずにそのまま売却されるのは、大変もったいないことでございます。この記事では、実際に使える交渉術を7つご紹介いたします。

車を高く売る交渉術1:複数社の査定額を集める
交渉の大前提となるのがこちらです。1社だけの査定で売るのは絶対に避けるべきでございます。最低でも3社は査定を受けるようにしましょう。
なぜかと申しますと、複数の査定額があれば「A社様では○○万円のご提示をいただいています」と具体的な数字を出すことができるからです。買取業者も競合がいるとわかれば、価格を上げてくる可能性が高くなります。
手軽に複数社の査定を集めるのであれば、カーセンサーの一括査定(www.carsensor.net・サイト終了)が便利です。最大30社に一括で査定依頼が可能でございます。
車を高く売る交渉術2:最高額を先に言わない
複数社で査定を受けた後、最高額を最初に伝えないことが重要なポイントでございます。
たとえばA社80万円、B社90万円、C社85万円という結果だった場合を考えてみましょう。D社に査定を依頼する際に「B社で90万円でした」といきなり最高額を伝えてしまうと、D社は「それでは91万円で」と1万円だけ上乗せして終わりにしてしまう可能性があります。
「他社様で85万円程度の査定をいただいております」くらいに留めておくのがコツです。そうすることで、D社が「当社なら95万円をお出しできます」と大幅に上乗せしてくる可能性が生まれます。
車を高く売る交渉術3:即決しない
業者がよく使ってくるのが「本日お決めいただけましたらこの金額で」という即決トークでございます。このお話に乗ってしまうのは避けるべきです。
「本日限りの特別価格」は、翌日にご連絡しても同じ金額を提示されるか、さらに引き上げてくるケースの方が実は多いのです。
「他社様の結果も出揃ってから判断させていただきます」と堂々とお伝えすれば問題ございません。それで引き下がる業者であれば、その程度の金額だったということでございます。

車を高く売る交渉術4:売却の意思を明確に示す
「まだ売るかどうか迷っています」という態度ですと、業者は本気の金額を出してまいりません。売らないかもしれない相手に最高額を提示するメリットがないからでございます。
「条件が合えば今週中にでもお願いしたいと考えております」とお伝えになると、業者も本気モードに入ります。売却の意思は明確に、しかし即決はしない。このバランスが大切でございます。
車を高く売る交渉術5:プラス査定ポイントをアピール
査定士は限られた時間の中で車をチェックいたしますので、見落としているプラスポイントがある場合もございます。ご自身からアピールされることが重要です。
- 純正オプション:メーカーナビ、サンルーフ、本革シートなど
- 安全装備:衝突被害軽減ブレーキ、全方位カメラなど
- メンテナンス記録:ディーラーで定期点検を受けていた記録
- タイヤの状態:最近交換されたばかりであれば必ず伝える
- 禁煙車:タバコを吸われていないなら必ず伝える
- ワンオーナー:新車で購入されてご自身しか乗っていない場合はプラス
車を高く売る交渉術6:売る時期を見極める
車の買取相場には波がございます。高く売れやすい時期を狙うことも重要な戦略です。
- 1月から3月:新生活需要で中古車がよく売れるため、買取価格も上昇いたします。年間で最も高く売れやすい時期でございます
- 9月から10月:下半期のスタートで需要が増加いたします
- モデルチェンジ前:次のモデルが発表される前に売却されるのがベストです
反対に4月から5月は需要が落ち着きますので、相場も下がりやすくなります。お急ぎでなければ時期を選ばれることをおすすめいたします。
車を高く売る交渉術7:下取りと買取を天秤にかける
新しい車にお買い替えの場合は、ディーラーの下取りと買取店の査定額を比較されることも重要な交渉術でございます。
ディーラーに「買取店で○○万円と言われているのですが、下取りでそれ以上になりますか」とお聞きになると、値引き額を上乗せしてくれることがあります。逆に買取店にも「ディーラーの下取りが○○万円なのですが」とぶつけることで、買取額を引き上げることが可能です。

交渉でやってはいけないNG行動
- ウソの金額を言う:「他社で100万円と言われました」とウソをつくと、業者はプロですのでバレてしまいます。信用を失い交渉が不利になります
- 感情的になる:「もっと出せるでしょう」といった態度はNGです。冷静に数字で交渉しましょう
- 1社目で即決する:比較しなければ適正価格がわかりません
- 希望額を先に言いすぎる:「120万円で売りたい」と伝えると、業者はそれ以上出しません。まずは業者の提示額をお聞きください
よくある質問(Q&A)
Q. 交渉が苦手なのですが、どうすればいいですか?
交渉が苦手な方こそ、一括査定を使って複数社の見積もりを取られることをおすすめいたします。数字が揃っていれば、「A社は○万円でした」とお伝えするだけで十分な交渉になります。特別な話術は不要で、データで勝負できるのでございます。
Q. 何社くらい査定を受けるのがベストですか?
理想的には3社から5社でございます。多すぎるとご対応が大変になりますし、少なすぎると比較になりません。MOTA車買取(autoc-one.jp・サイト終了)であれば最大3社からのみご連絡がありますので、ちょうどよい数で比較が可能です。
Q. 交渉して嫌な顔をされることはありませんか?
まったく心配ございません。買取業者は交渉されるのが当たり前と考えておりますので、遠慮される必要はありません。むしろ「この方は相場をご存知だ」と思われた方が、誠実な価格を出していただきやすくなります。
Q. 電話交渉とメール交渉、どちらが有利ですか?
対面か電話がベストでございます。メールですと温度感が伝わりにくく、業者も本気の金額を出しづらい面がございます。「売る意思がある」ことをしっかりとお伝えするには、直接のコミュニケーションが効果的です。
Q. 走行距離が多い車でも交渉で高くなりますか?
走行距離が多い車でも、メンテナンスがしっかりされている記録があれば交渉材料になります。また、海外輸出に強い買取業者であれば、走行距離をあまり気にしないケースもございますので、複数の業者に査定を依頼されることをおすすめいたします。
まとめ:車を高く売るには「準備」と「比較」が9割
車を高く売る交渉術をまとめますと、特別な話術は一切必要ございません。複数社の査定額を集めて、冷静に比較するだけで買取額が上がりやすくなります。
- 最低3社は査定を受ける
- 最高額を先に言わない
- 即決しない
- プラスポイントは自分からアピール
- 売る時期も意識する
- 下取りと買取を天秤にかける
まずはカーセンサー一括査定(www.carsensor.net・サイト終了)でお車の相場を把握するところから始めてみてください。相場を知っているだけで、交渉の立場がかなり有利になります。車売却の基礎知識についてはJPUC(日本自動車購入協会)でもガイドラインが公開されておりますので、あわせてご参照ください。


