「ETCカードの種類が多すぎて、結局どれがお得なのか分からない」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
結論から申し上げると、ETCカードは「年会費無料」で「ポイント還元率が高い」クレジットカードに付帯するものを選ぶのが正解です。ETC専用カードではなく、普段使いのクレジットカードのオプションとしてETCカードを発行するのが最もお得な方法です。
この記事では、現在おすすめのETCカードを目的別にご紹介いたします。
ETCカードの基礎知識
ETCカードの種類
- クレジットカード付帯型:クレジットカードのオプションで発行するETCカード。最も一般的で、クレカのポイントが貯まるのがメリット
- ETCパーソナルカード:クレジットカードなしで作れるETCカード。デポジット(保証金)が必要で、ポイントは貯まらない
- ETC法人カード:法人・個人事業主向け。経費管理に便利
個人で使用される場合は、クレジットカード付帯型がおすすめです。高速道路の利用料金でポイントが貯まるため、使えば使うほどお得になります。

ETCカード選びのポイント
- 年会費:ETCカードの年会費が無料かどうか(クレジットカード本体の年会費とは別)
- ポイント還元率:高速道路料金に対するポイント還元率
- 発行スピード:急ぎの場合は即日発行に対応しているか
- ETCマイレージとの併用:ETCマイレージサービスに登録すればさらにポイントが上乗せ
ETCカードおすすめ厳選5選
JCB CARD W + ETCカード
年会費永年無料(本体・ETC含む)で、ポイント還元率が常時1.0%のカードです。39歳以下限定で申し込めるカードで、若い世代には最もおすすめの一枚です。高速道路の利用料金1,000円あたり10円分のポイントが貯まります。
- クレカ年会費:無料
- ETC年会費:無料
- ポイント還元率:1.0%(Oki Dokiポイント)
- 申込条件:18〜39歳
楽天カード + ETCカード
楽天ポイントが貯まる大人気カードです。ETCカードの年会費は550円(税込)ですが、楽天PointClub会員ランクがダイヤモンド・プラチナであれば無料になります。楽天市場を頻繁にご利用される方にとっては非常に相性の良い組み合わせと言えるでしょう。
- クレカ年会費:無料
- ETC年会費:550円(条件付き無料)
- ポイント還元率:1.0%(楽天ポイント)
- 特典:楽天市場でポイント3倍以上
三井住友カード(NL)+ ETCカード
コンビニ・マクドナルドなどの対象店舗でポイント最大7%還元が魅力のカードです。ETCカードの年会費は初年度無料、2年目以降は前年に1回以上ETC利用があれば無料になります。
- クレカ年会費:無料
- ETC年会費:550円(条件付き無料)
- ポイント還元率:0.5%(Vポイント)
- 特典:対象コンビニ・飲食店で最大7%還元

dカード + ETCカード
ドコモユーザーの方に特におすすめです。dポイントが1%還元で貯まり、ETCカードの年会費は初年度無料、2年目以降も前年に1回以上利用があれば無料です。dポイントはコンビニやネットショッピングで幅広く使えます。
- クレカ年会費:無料
- ETC年会費:550円(条件付き無料)
- ポイント還元率:1.0%(dポイント)
- 特典:ドコモ料金の1%ポイント還元
リクルートカード + ETCカード
ポイント還元率1.2%は年会費無料カードの中でトップクラスです。ETCカードも年会費無料(JCBブランドの場合)で、高速道路のヘビーユーザーには最もポイントが貯まるカードです。貯まったリクルートポイントはPontaポイントに交換できます。
- クレカ年会費:無料
- ETC年会費:無料(JCBブランド)
- ポイント還元率:1.2%(リクルートポイント)
- 特典:じゃらん・ホットペッパーでポイントアップ
目的別おすすめETCカード
とにかく年会費0円にこだわるなら
JCB CARD WかリクルートカードのETCカードがおすすめです。本体もETCも完全無料で、条件なしで年会費がかかりません。
高速道路をよく使うなら
還元率の高いリクルートカード(1.2%)かJCB CARD W(1.0%)がベストです。月に1万円の高速料金をお支払いの場合、年間で1,200〜1,440円分のポイントが貯まります。さらにETCマイレージサービスにも登録すれば追加でポイントが貯まるため、このダブル取りを活用しない手はありません。
急いで手に入れたいなら
セゾンカードインターナショナルは、ETCカードの即日発行に対応しています(セゾンカウンターでの受け取り)。急な旅行や出張でETCカードが必要になった場合に便利です。
ETCマイレージサービスも忘れずに登録しよう
ETCマイレージサービスとは
高速道路のETC利用額に応じてポイントが貯まる無料サービスです。クレジットカードのポイントとは別に、追加でポイントが貯まるお得な仕組みです。
ポイント還元率は高速道路会社によって異なりますが、NEXCO各社の場合は10円につき1ポイント(還元率約10%)です。貯まったポイントは通行料金の支払いに充てることができます。
登録はETCマイレージサービス公式サイトから無料で行えます。ETCカードを作成されたら忘れずに登録しておきましょう。
自動ポイント交換設定がおすすめ
ETCマイレージのポイントには有効期限(付与された年度の翌年度末)がありますので、自動的にポイントを還元額に交換する設定にしておくことをおすすめいたします。うっかり失効するのを防ぐことができます。
ETC割引制度を活用しよう
主なETC割引
- 深夜割引:0時〜4時の利用で30%割引
- 休日割引:土日祝日の利用で30%割引(普通車・軽自動車のみ、一部区間)
- 平日朝夕割引:平日の6〜9時、17〜20時に月5回以上利用で最大50%還元(ETCマイレージ登録者のみ)
通勤で高速道路を使われる方は、平日朝夕割引が特にお得です。月5〜9回の利用で約30%、月10回以上で約50%のポイント還元がございます。
割引の詳細はドラぷら(NEXCO東日本)のサイトで確認できます。

ETCカードに関する注意点
車載器に挿しっぱなしは危険
ETCカードを車載器に挿しっぱなしにされている方が多いですが、盗難や高温による変形・故障のリスクがございます。夏場は車内温度が非常に高くなるため、カードが反ってエラーになるケースもあります。車を離れる際はカードを抜く習慣をつけましょう。
有効期限の確認
ETCカードにも有効期限がございます。期限切れのカードではETCレーンのバーが開かないため大変危険です。更新カードが届いたら速やかに入れ替えてください。
複数枚持ちのメリット
ETCカードは複数枚お持ちいただくことも可能です。仕事用とプライベート用で分けたり、家族カードにETCカードを付けてご家族で使い分けたりすると便利です。ETC総合情報ポータルサイトでETCの基本情報も確認できます。
よくある質問(FAQ)
Q. ETCカードは何日で届きますか?
一般的には申し込みから1〜2週間程度です。クレジットカードと同時に申し込む場合は、カード本体と一緒に届くことが多いです。急ぎの場合はセゾンカードの即日発行をご利用ください。
Q. ETCカードだけ作ることはできますか?
クレジットカード付帯型は、まずクレジットカードを作成してからETCカードを追加発行する形になります。クレカなしでETCを使いたい場合は「ETCパーソナルカード」がありますが、デポジットが必要でポイントも貯まらないため、あまりおすすめいたしません。
Q. 家族のETCカードを自分の車載器で使えますか?
ご利用いただけます。ETCカードと車載器は紐づいていないため、どのカードをどの車載器に挿しても利用可能です。ただし請求はカードの名義人に届きますので、その点はご注意ください。
Q. ETC2.0対応カードは別にありますか?
ETCカード自体にETC/ETC2.0の区別はございません。ETC2.0は車載器側の規格ですので、既存のETCカードをETC2.0対応車載器に差せばそのままご利用いただけます。
Q. ETCカードのポイントとETCマイレージは二重取りできますか?
はい、可能です。クレジットカードのポイントとETCマイレージのポイントは別々に貯まりますので、二重取りが実現できます。ETCカードを作成されたらETCマイレージにも必ず登録しておきましょう。
まとめ:ETCカードは年会費無料+高還元を選ぼう
ETCカード選びのポイントをまとめます。
- 年会費は無料(または条件付き無料)を選ぶ
- ポイント還元率1.0%以上のクレジットカードに付帯させる
- ETCマイレージサービスに必ず登録する
- ETC割引制度(深夜・休日・平日朝夕)を活用する
特におすすめはJCB CARD WのETCカードです。年会費完全無料で還元率1.0%、39歳以下であれば迷わずこちらを選んで問題ありません。40歳以上の方にはリクルートカード(1.2%還元)が最もお得です。
ETCカードのポイントとETCマイレージの二重取りで、高速道路代を賢く節約してまいりましょう。


