「ネット型の自動車保険って安いのはわかるけど、事故の時ちゃんと対応してくれるの?」と不安に感じている方は少なくありません。
結論から申し上げると、現在のネット型保険の事故対応は代理店型と遜色ないレベルに達しています。むしろデジタル化が進んでいる分、連絡手段が多くて便利な面もあります。保険料が安いのは中間コスト(代理店への手数料)がないからであり、品質を下げて安くしているわけではありません。
この記事では、ネット型自動車保険のおすすめを厳選してご紹介いたします。
ネット型自動車保険おすすめ一覧
1. ソニー損保 ― 総合バランスに優れる
「走った分だけ」の保険料体系で、走行距離が少ない方は特にお得です。事故対応の顧客満足度が常にトップクラスで、「ネット型だけど安心感がある」という評価が多いのが特徴です。ロードサービスも充実しており、レッカー移動は最寄りの修理工場まで距離無制限になっています。
2. SBI損保 ― とにかく安さ重視ならここ
ネット型の中でも最安クラスの保険料が最大の魅力です。ネット申込みで最大14,500円の割引があります。事故対応は標準的ですが、保険料の安さは群を抜いています。
3. チューリッヒ ― ロードサービスが充実
レッカー移動100kmまで無料、宿泊・帰宅費用サポートなど、ロードサービスが業界トップクラスの充実度です。保険料もリーズナブルで、安さとサービスの両立を求める方におすすめです。
4. イーデザイン損保(&e) ― テクノロジー活用の最先端
東京海上グループのダイレクト型です。スマホアプリで事故報告から保険金請求まで完結でき、安全運転スコアに応じて保険料が安くなるテレマティクス保険も特徴的です。
5. アクサダイレクト ― 外資系の安心感+リーズナブル
世界最大級の保険グループ「AXA」のダイレクト型です。レッカー移動は最寄りの修理工場まで距離無制限で、外資系ならではの合理的なサービス設計が特徴になっています。
6. おとなの自動車保険(セゾン自動車火災) ― 40〜50代が特に安い
40代から50代の保険料が比較的安めに設定されています。事故率が低い年齢層に有利な料金設計で、ALSOKの事故現場駆けつけサービスも特徴的です。

ネット型と代理店型の違い
保険料の差
同じ補償内容で比較すると、ネット型は代理店型より20%から50%安く、年間で2万円から5万円の差が出ることが多いです。
事故対応の差
代理店型は担当の代理店が間に入ってくれるため、「誰に連絡すればいいかわからない」ということがありません。一方、ネット型はコールセンターやアプリでの対応が中心ですが、24時間365日対応は当然ですし、専任のスタッフが最後まで担当してくれる会社も多くなっています。
手続きの差
ネット型はすべてオンラインで完結します。見積もり、申込み、変更、更新がスマホ1台でできるのは大きなメリットです。逆に「対面で説明してもらいたい」という方には代理店型の方が安心かもしれません。
ネット型保険を選ぶポイント
保険料の安さだけで選ばない
最安の会社に飛びつくのではなく、事故対応の評判やロードサービスの内容も必ず確認しましょう。実際に事故を経験した方の口コミが一番参考になります。
事故対応の体制を確認
- 24時間365日の事故受付は当然として
- 専任担当者が付くかどうか
- 示談交渉のスピードと質
- 修理工場の提携数
ネット割引の金額をチェック
ネット型保険会社は、インターネットからの申込みで5,000円から15,000円の割引を適用しています。電話で申し込むより安くなることが多いため、ネットからの申し込みがおすすめです。
自動車保険全般の情報は日本損害保険協会のサイトで確認できます。保険料の比較にはインズウェブなどの一括見積もりサービスが便利です。金融庁でも保険に関する消費者向け情報が公開されています。

ネット型保険のよくある不安と回答
Q.「事故したときに対応が遅いのでは?」
各社とも24時間365日の事故受付体制を整えています。初動対応(相手への連絡、修理工場の手配など)は代理店型と変わらないスピードで行われますのでご安心ください。
Q.「人と話せないのでは?」
電話での相談は普通にできます。チャットやメールだけということはありません。むしろ連絡手段が多い(電話、チャット、メール、アプリ)のがネット型のメリットです。
Q.「更新し忘れそう」
満期の2か月から3か月前からメールやハガキで案内が届きますので、忘れにくい仕組みになっています。自動更新に設定しておけばさらに安心です。
Q. ネット型でも車両保険は付けられる?
もちろん付けられます。一般型・エコノミー型のどちらも選択可能です。ただし、車両保険は保険料を大きく左右するため、車の年式や価値に合わせて必要性を判断しましょう。
Q. 事故後に保険会社を変えることはできる?
可能です。ただし、事故有係数が適用されている期間は、どの会社に移っても同じ条件が引き継がれます。事故歴をリセットする目的での乗り換えはできないことを覚えておきましょう。
まとめ
- 代理店型より20%から50%安い(年間2万円から5万円の差)
- 事故対応は代理店型と遜色ないレベル
- 総合バランスならソニー損保、安さ重視ならSBI損保
- ロードサービス重視ならチューリッヒ
- 一括見積もりで5社から10社を比較するのが基本
- 必ずネットから申し込んでネット割引を適用する
ネット型保険に切り替えるだけで年間数万円の節約が見込めます。まだ代理店型に加入している方は、次の更新時にぜひ見積もり比較をしてみてください。
ネット型自動車保険についてさらに詳しいQ&A
Q. ネット型保険は自分で補償内容を設計する必要がありますか?
はい、基本的にはご自身で補償内容を選択していただく形になります。ただし、各社のWebサイトには補償プランのシミュレーション機能が用意されており、ご自身の年齢・家族構成・使用用途を入力するだけで最適なプランを提案してくれます。また、電話やチャットで相談員に質問することもできますので、「全部自分一人で決めなきゃいけない」ということはありません。保険に詳しくない方でも、画面の案内に従っていけば適切な補償を組み立てることが可能です。
Q. ネット型保険の弁護士費用特約は付けるべきですか?
弁護士費用特約は、もらい事故(自分に過失がないケース)のときに非常に役立つ特約です。自分に過失がない場合、保険会社は示談交渉を代行できないため、相手方との交渉をご自身で行う必要が出てきます。弁護士費用特約を付けておけば、弁護士への相談・依頼費用を保険でまかなえますので、年間1,500円から2,000円程度のプラスで付けられることが多く、コストパフォーマンスは非常に高い特約と言えます。
Q. ネット型保険の保険金請求はどうやって行いますか?
事故が発生したら、まず保険会社のコールセンターまたはスマホアプリで事故報告を行います。担当者から折り返し連絡があり、今後の流れについて説明を受けます。保険金の請求に必要な書類(修理見積書・事故証明書など)は郵送またはアプリで提出でき、書類に不備がなければ通常1週間から2週間程度で保険金が振り込まれます。最近はアプリで写真を撮って送るだけで済む仕組みを導入している会社も増えており、手続きのデジタル化が進んでいます。
Q. 走行距離が少ない場合、どの保険会社が一番安くなりますか?
年間走行距離が少ない方にはソニー損保の「走った分だけ」の保険料体系が特にお得です。年間3,000km以下であれば、他社と比較してかなり割安になるケースが多いです。また、イーデザイン損保の安全運転スコア連動型も、走行距離が少なくて運転が穏やかな方には有利に働きます。いずれにしても、走行距離区分は会社によって異なりますので、一括見積もりで実際の保険料を比較するのが最も確実な方法です。

※この記事は記事執筆時点の情報に基づいて作成しています。保険料やサービス内容は各社・条件によって異なりますので、最新情報は各保険会社の公式サイトでご確認ください。


