「車を売りたいけど、何から始めればいいかわからない」「準備不足で損したくない」とお悩みの方は、この記事をお読みいただければ安心でございます。
車を売る前の準備次第で、買取額は数万〜数十万円変わることがございます。何もせずに査定に出すのは非常にもったいないことです。ここでは、売却前にやるべきことを10個のチェックリストにまとめましたので、順番にご確認ください。
車を売る前にやること1:買取相場を調べる
まず、ご自身の車がいくらで売れるのか、相場を把握しましょう。相場を知らないと業者に安く買い叩かれても気づけませんので、これは非常に重要なステップです。
相場の調べ方は簡単でございます。
- ナビクルで無料の一括査定を依頼する
- グーネットやカーセンサーで同車種の販売価格をチェック(販売価格の60〜70%が買取相場の目安)

車を売る前にやること2:必要書類を準備する
査定の場で「書類がない!」とならないよう、事前に以下の書類を揃えておきましょう。
普通自動車の場合
- 自動車検査証(車検証)
- 自賠責保険証明書
- 自動車税納税証明書
- 印鑑登録証明書(2通)
- 実印
- リサイクル券
- 振込先の口座情報
軽自動車の場合
- 自動車検査証(車検証)
- 自賠責保険証明書
- 軽自動車税納税証明書
- 認印
- リサイクル券
- 振込先の口座情報
印鑑登録証明書は市区町村の役所で取得できます(1通300円程度)。有効期限は発行から3ヶ月ですので、早すぎる取得にはご注意ください。
車を売る前にやること3:洗車・室内清掃をする
査定士も人間ですので、第一印象は大切でございます。洗車と室内清掃は必ず行いましょう。
- 外装:洗車+できればワックスがけ
- 室内:掃除機がけ、ダッシュボード・ハンドル拭き、窓拭き
- 消臭:タバコ臭・ペット臭がある場合は消臭スプレーで対策
- トランク:荷物を全部出してきれいに
ただし、板金塗装やコーティングまでする必要はございません。費用をかけても、その分査定額が上がるとは限りませんので。
車を売る前にやること4:小さな傷を確認する
大きな傷は修理代がかさみますので放置で問題ございませんが、タッチアップペンで直せるレベルの小さな擦り傷なら、ご自身で補修しておくと印象がよくなります。
ご自身で補修して仕上がりが汚くなるくらいなら、何もしないほうが無難でございます。自信がない場合はそのまま査定に出しましょう。

車を売る前にやること5:純正パーツを戻す
社外品のホイール・マフラー・エアロなどを付けている場合、純正パーツが残っているなら元に戻しておきましょう。
一般的な買取では純正パーツのほうが評価が高い傾向にございます。社外品パーツはヤフオクやメルカリで別売りしたほうが、トータルで得することが多いです。
ただし、人気ブランドのカスタムパーツ(RAYS・BBS・TRDなど)は逆にプラス査定になることもございますので、査定士にご相談ください。
車を売る前にやること6:メンテナンス記録簿を用意する
定期点検やオイル交換の記録が残っていると、「大事に乗られてきた車」と判断されてプラス査定になります。ダッシュボードに入っているはずですので、ご確認ください。
特にディーラーの記録簿はポイントが高いです。正規ディーラーで定期点検を受けていた記録があるだけで、信頼度が大幅にアップいたします。
車を売る前にやること7:ローン残債を確認する
ローンが残っている場合、車の所有者がローン会社やディーラーになっていることがございます。この場合、名義変更するにはローンを完済する必要がございます。
確認方法は車検証の「所有者」欄を見るだけでございます。ご自身の名前になっていればOKです。ローン会社やディーラーの名前になっていた場合は、残債を確認して対応を検討しましょう。
なお、多くの買取業者はローン残債の精算も代行してくれますので、まずは査定を受けてご相談されるのもよいでしょう。
車を売る前にやること8:スペアキーを用意する
スペアキーの有無も査定に影響いたします。特にスマートキーのスペアは再発行すると数万円かかるため、スペアキーがあるだけでプラス査定になります。事前に探しておきましょう。

車を売る前にやること9:私物・個人情報を整理する
意外と忘れがちなのがこちらでございます。
- ETC車載器の個人情報:ETCカードを抜いておく
- カーナビの登録情報:自宅住所や履歴を削除
- ドライブレコーダーの映像:SDカードを抜くか初期化
- 車内の私物:CD・サングラス・充電器など忘れ物チェック
- ダッシュボード・グローブボックスの中身:書類以外は回収
車を売る前にやること10:複数社に査定を依頼する
準備が整ったら、最後にして最も重要なステップでございます。1社だけに査定を依頼するのは絶対にNGです。
最低3社は査定を受けて比較しましょう。一括査定を使えば一度の申し込みで複数社に依頼できるため効率的です。電話が少ないMOTA車買取や、業者数が多いカーセンサー(www.carsensor.net・サイト終了)がおすすめでございます。
よくある質問(FAQ)
Q. 車検が切れそうですが、売る前に車検を通したほうがよいですか?
A. 通さなくて問題ございません。車検費用(10〜15万円)がそのまま買取額に上乗せされることはないため、車検切れの状態で売却したほうがお得です。車検切れの車でも買取業者は普通に買い取ってくれます。
Q. ガソリンは満タンにしておくべきですか?
A. 不要でございます。ガソリンの量は査定額に影響しません。むしろ売却が決まったら、できるだけガソリンが少ない状態で引き渡すほうがお得です。
Q. 売る前にオイル交換やタイヤ交換はすべきですか?
A. 基本的に不要でございます。費用をかけても査定額にそのまま反映されるわけではございません。ただし、メンテナンス記録があると信頼性が上がりますので、直近の交換記録は見せるようにしましょう。
Q. 任意保険の解約はいつすればよいですか?
A. 車を引き渡す日に合わせて解約するのがベストでございます。事前に保険会社に連絡して解約日を伝えておけば、未経過分の保険料が返ってまいります。引き渡しと同時に解約すれば、無保険期間もできませんので安心です。
まとめ:車を売る前の準備チェックリスト
車を売る前にやることをまとめます。以下のチェックリストを順番にご確認ください。
- 買取相場を調べる
- 必要書類を準備する
- 洗車・室内清掃をする
- 小さな傷を確認する
- 純正パーツを戻す
- メンテナンス記録簿を用意する
- ローン残債を確認する
- スペアキーを用意する
- 私物・個人情報を整理する
- 複数社に査定を依頼する
この準備をしっかり行うだけで、何もしないときと比べて数万〜数十万円の差が出ることがございます。面倒でも一つずつ確認して、納得のいく売却を目指しましょう。
車を売る前の準備についてさらに詳しいQ&A
Q. 車のリコール対応が済んでいない場合、売却に影響はありますか?
リコール未対応でも売却すること自体は可能です。ただし、査定の際にリコール対応状況を確認されることがあり、未対応だとマイナス要因になる場合がございます。リコール対応はディーラーで無料で実施してもらえますので、売却前に済ませておくのがベストです。メーカーのWebサイトや国土交通省のリコール検索で、ご自身の車にリコールが出ているか確認してみてください。
Q. 車内の消臭はどの程度やれば効果がありますか?
タバコやペットのニオイがある場合は、市販の消臭スプレーだけでは不十分なことが多いです。まずシートやフロアマットに掃除機をしっかりかけ、固く絞った濡れタオルで拭き上げます。その後、エアコンを内気循環にした状態でスチーム型消臭剤を使用すると、エアコン内部のニオイまで対処できます。費用は1,000円から2,000円程度で済みますが、査定への印象は大きく改善されます。ニオイに慣れてしまっているご本人では気づきにくいため、家族や友人にチェックしてもらうのもおすすめです。
Q. ドライブレコーダーは外して売ったほうがよいですか?
ドライブレコーダーを付けたまま売却しても問題ございませんし、最近は安全装備の一つとしてプラス評価されることもあります。ただし、SDカードは必ず抜いて初期化しておきましょう。走行映像には自宅の場所や通勤ルートなどの個人情報が含まれておりますので、そのまま引き渡すのはリスクがございます。また、高性能なドライブレコーダーであれば外してフリマアプリで売ったほうが高く売れることもあります。
Q. 売却のベストな時期はいつですか?
一般的に、中古車の需要が高まる1月から3月が最も高く売れる時期と言われています。新生活に向けて車を購入する方が増えるため、業者も在庫を確保しようと高値で買い取る傾向にあります。逆に、4月以降は需要が落ち着くため相場が下がりやすくなります。また、車検の残りが長いほどプラス査定になりますので、車検が切れる直前よりも1年以上残っている状態で売るのが理想的です。




