「車を売りたいけど、写真ってどう撮ればいいの?」「ネット査定に出す写真で査定額って変わるの?」とお悩みの方は、意外と多いのではないでしょうか。
写真の撮り方で査定額は変わります。特にネット査定や個人売買(メルカリ・ヤフオクなど)では、写真が第一印象のすべてです。良い写真を撮るだけで、数万円〜数十万円の差が出ることもございます。この記事では、車を高く売るための撮影テクニックを詳しく解説いたします。
車を売るときに撮るべき写真リスト
まず、最低限撮っておくべきカットを一覧にまとめます。
外装(最低8枚)
- フロント全体:正面から車全体を撮影
- リア全体:真後ろから車全体を撮影
- 左サイド全体:左側面を斜め前から
- 右サイド全体:右側面を斜め前から
- 左フロント斜め:カタログ風のアングル(最も映える角度)
- 右リア斜め:反対側からのカタログアングル
- ホイール:ホイールのデザインがわかるアップ
- タイヤの溝:残り溝がわかるアップ
内装(最低6枚)
- 運転席周り:ハンドル・メーター・シフト周辺
- ナビ・オーディオ:画面がONの状態で
- フロントシート:ドアを開けて全体が見える角度で
- リアシート:後部座席の広さがわかるように
- トランク:荷室の広さがわかるように
- 走行距離メーター:現在の走行距離がはっきりわかるように
その他(必要に応じて)
- 傷・凹みがある場合:正直に撮っておく(後述)
- エンジンルーム:きれいなら撮っておくとプラス
- オプション装備:サンルーフ、シートヒーター、安全装備のスイッチなど
- 車検証:年式・型式が確認できるように

査定額アップにつながる写真の撮り方テクニック
テクニック1:洗車してから撮る
これが最も重要なポイントでございます。汚い車の写真は、それだけで印象が悪くなります。洗車から拭き上げまで行ってから撮影しましょう。室内も掃除機をかけて、ダッシュボードを拭いておくことが大切です。
テクニック2:天気の良い日に撮る
曇りの日や雨の日に撮ると、車の色がくすんで見えてしまいます。晴れた日の午前中〜午後の早い時間帯がベストでございます。ただし、直射日光が強すぎると反射で白飛びしますので、薄曇りくらいが実は理想的です。
テクニック3:背景を意識する
ゴミ捨て場の前や散らかったガレージでの撮影はNGでございます。きれいな駐車場や、背景がすっきりした場所を選びましょう。背景に余計なものが写り込むと、車の印象が悪くなってしまいます。
テクニック4:車の高さに合わせたアングルで撮る
立ったまま上から撮ると、車が小さくだらしなく見えてしまいます。少し腰を落として、車のヘッドライトくらいの高さ(地面から50〜80cm)から撮るのがベストです。カタログや自動車メディアの写真は、すべてこの高さで撮影されております。
テクニック5:スマホの標準カメラでOK(広角は避ける)
最近のスマホのカメラは十分にきれいです。ただし、超広角レンズで撮ると車が歪んで見えますので、標準レンズ(1x)で撮影しましょう。望遠(2〜3x)で少し離れて撮ると歪みが少なくきれいに仕上がります。
テクニック6:水平を保って撮る
傾いた写真は雑な印象を与えてしまいます。スマホのグリッド線(ガイド線)を表示させて、水平・垂直を意識して撮影しましょう。

傷がある場合の写真の撮り方
傷や凹みがある場合、隠さずに撮影するのが鉄則でございます。ネット査定や個人売買で傷を隠して後からバレると、トラブルの原因になります。
傷の写真を撮るコツ
- 全体の中でどの位置かわかる写真:まず車全体を写して、傷のある場所を示す
- 傷のアップ写真:傷の大きさや深さがわかるように近づいて撮る
- サイズの比較:指やコインを横に置いて大きさがわかるようにする
- 複数の角度で撮る:光の加減で見え方が変わるため、2〜3方向から
正直に傷を見せることで、「この人は隠し事をしない」という信頼感を得られます。結果として、傷の分のマイナスを最小限に抑えることができるのです。
個人売買(メルカリ・ヤフオク)で売る場合の写真のコツ
個人売買では写真が唯一の判断材料ですので、特に力を入れましょう。
- 枚数は多めに:最低20枚は撮りたいところです。多ければ多いほど信頼感が増します
- メイン写真(1枚目)は最も映える角度で:左フロント斜めのカタログアングルがおすすめ
- オプションや装備品のアピール写真:ナビ画面、シートヒーターのスイッチ、安全装備など
- 走行距離メーターは必須:信頼性の証明になります
- 車検証の写真:年式・型式・車台番号の確認用(個人情報部分は隠してもOK)
ネット査定(MOTA・カーセンサーなど)で使う写真のコツ
ネット査定の場合は、車の状態を正確に伝えることが目的でございます。きれいに撮ることも大事ですが、正確さがより重要です。
- 傷や凹みは必ず撮影して申告する
- 走行距離メーターの写真を添付する
- オプション装備がわかる写真を添付する
- 正確な写真を送ることで、ネット査定と実車査定の差が小さくなる
MOTA車買取(autoc-one.jp・サイト終了)のようなネット査定は写真をもとに概算額を算出しますので、写真の質が高いほど査定精度が向上いたします。

やってはいけないNG撮影
- 夜に撮影:暗くて色も状態もわからない
- 逆光で撮影:車がシルエットになって詳細が見えない
- 加工・フィルター:実際の色と違うとクレームの原因に
- 部分だけの写真:全体像がわからないと不信感を与える
- ナンバープレートをそのまま公開(個人売買):プライバシーの問題があるため一部隠すか加工する
- 散らかった車内の写真:必ず掃除してから撮影すること
プロっぽく撮るための上級テクニック
- ヘッドライト・テールライトを点灯させて撮る:LEDの光が映えて高級感が出ます
- 窓を閉めて撮影する:窓が開いていると生活感が出てしまいます
- ウインカーミラーが光っていない状態で撮る:余計な光が入ると不自然になります
- 駐車場の白線に合わせて撮る:車がまっすぐに見えて整った印象になります
よくある質問(FAQ)
Q. スマホで撮って大丈夫ですか?一眼レフのほうがよいですか?
A. スマホで十分でございます。最近のスマホカメラは高画質ですし、ネット査定や個人売買で一眼レフを使っている方はほぼいらっしゃいません。大事なのは「きれいに撮る」ことより「正確に撮る」ことです。
Q. 何枚くらい撮ればよいですか?
A. ネット査定なら10〜15枚、個人売買なら20〜30枚が目安でございます。多めに撮っておいて、良い写真を選ぶのがベストです。
Q. 写真に日付を入れたほうがよいですか?
A. 走行距離メーターの写真には日付が入っていると信頼度がアップいたします。撮影日がわかることで「この走行距離は撮影時点のもの」と証明できます。スマホの写真には撮影日が自動的に記録されておりますので、それでも問題ございません。
Q. 動画も撮ったほうがよいですか?
A. 個人売買の場合は動画もあると効果的でございます。エンジン音(異音がないことの証明)や、車の周りをぐるっと回る動画は買い手に安心感を与えます。YouTubeにアップして限定公開にして共有するのも一つの方法です。
まとめ:車の写真は「売れるかどうか」を左右する
車を売るときの写真の撮り方をまとめますと、「洗車→天気のいい日→正しいアングルで撮る」だけで写真の質は劇的に向上いたします。
- 洗車・室内清掃をしてから撮る
- 外装8枚+内装6枚+αを撮影
- 晴れた日に、車の高さに合わせたアングルで
- 傷は隠さず正直に撮る
- 加工・フィルターはNG
良い写真を撮ることは、高く売るための第一歩でございます。撮影にかかる時間はわずか30分程度ですが、その30分で数万円の差が出る可能性がございます。しっかり準備をして、ベストな写真で売却に臨みましょう。


