「せっかく売るなら、少しでも高く売りたい」と考えるのは、ごく自然なことでございます。
実は、同じ車でもちょっとした工夫で査定額が10万〜30万円以上変わることがあるのをご存じでしょうか。何も知らずに売ってしまうと、本来もらえたはずの金額をみすみす逃してしまうことになりかねません。
この記事では、車を高く売るためのコツを10個、わかりやすくご紹介いたします。
売る前に知っておくべき基本
車の相場は常に変動している
車の買取相場は需要と供給で常に変動しております。同じ車種・年式・走行距離であっても、時期によって査定額が大きく異なるのです。
一般的に1〜3月と9〜10月は中古車需要が高まるため、買取額も上がりやすい傾向にございます。これは新生活や転勤のシーズンと重なることが要因です。
走行距離と年式が最も査定に影響する
査定額に最も影響するのは走行距離と年式です。特に5万キロ・10万キロの大台を超えると査定額が大幅に下がるため、大台を超える前に売却を検討するのがおすすめでございます。

車を高く売るコツ10選
コツ1:複数の買取業者に査定を依頼する
これが最も効果的なコツと言っても過言ではございません。1社だけの査定で売ってしまうと、その業者の言い値で手放すことになってしまいます。
最低でも3社以上に査定してもらうことで、適正な相場がわかるだけでなく、業者間の競争で価格が上がることもございます。一括査定サイトを利用すれば、一度の申し込みで複数社に依頼できるため非常に効率的です。
コツ2:売却のベストタイミングを知る
車を高く売れるタイミングは以下の通りでございます。
- 1〜3月:新生活需要で中古車市場が活性化
- 9〜10月:半期決算で買取業者が在庫を確保したい時期
- モデルチェンジ前:現行モデルの価値が下がる前に売却
- 車検前:車検費用を考慮すると、車検前の売却がお得になるケースも
逆に4〜5月は需要が落ちて買取額も下がりがちですので、ご注意ください。
コツ3:洗車・車内清掃をしておく
査定額に直接反映されるわけではありませんが、第一印象は非常に大切です。きれいに洗車してある車と汚れた車では、査定員の心証がまったく異なります。
特に重要なのは車内の清掃でございます。タバコの臭い、ペットの毛、食べかすなどは確実にマイナス査定の対象となりますので、しっかり掃除しておきましょう。消臭スプレーの使用も効果的です。

コツ4:純正パーツを保管しておく
社外品のホイールやナビに交換している場合、純正パーツが残っているとプラス査定になることがございます。
中古車として再販する際に純正パーツのほうが売りやすいケースがあるため、カスタムパーツに交換した場合は純正パーツも保管しておくことをおすすめいたします。
コツ5:整備記録(点検記録簿)を用意する
ディーラーで定期点検を受けていた場合、点検記録簿があると査定にプラスになります。きちんとメンテナンスされてきた証拠になるためです。
「整備記録がどこにあるかわからない」という方は、グローブボックスの中を確認してみてください。ディーラーのメンテナンスノートが入っていることが多いです。
コツ6:小さなキズやヘコミは自分で修理しない
小さなキズやヘコミを自分で修理するのはおすすめできません。素人の修理跡はかえってマイナス査定になることがあり、修理費用のほうが査定アップ額より高くつくことが多いのです。小さなキズはそのままの状態で査定に出すのがベストでございます。
コツ7:他社の査定額を交渉材料にする
「A社さんでは○万円でした」とお伝えするだけで、金額を上乗せしてくれる業者は多いものです。これは業者同士の競争を利用した正当な交渉テクニックでございます。
虚偽の申告は絶対にいけませんが、実際にもらった査定額を正直に伝えるのはまったく問題ございません。

コツ8:即決を求められても断る勇気を持つ
「今日決めてもらえたら○万円上乗せします!」と言われると心が揺れますが、焦って即決するのは損の元でございます。
すべての業者の査定が出揃ってから、冷静に比較して最高額の業者に売るのが鉄則です。
コツ9:車検の残り期間を考慮する
車検が1年以上残っているとプラス査定になることがある一方、車検切れ間近だと査定額が下がることもございます。
ただし、わざわざ車検を通してから売ることはおすすめしません。車検費用のほうが査定アップ額より高いケースがほとんどでございます。
コツ10:売却に必要な書類を事前に準備する
査定をスムーズに進めるために、以下の書類を事前にご用意ください。
- 自動車検査証(車検証)
- 自賠責保険証明書
- 自動車税納税証明書
- リサイクル券
- 印鑑証明書(普通車の場合)
- 実印(普通車の場合)
書類が揃っていないと売却手続きに時間がかかりますし、「すぐに売れる状態」は業者にとっても好印象でございます。
やってはいけないNG行動
走行距離を偽る
走行距離の改ざんは犯罪です。絶対にやってはいけません。業者はプロですのですぐに見抜かれますし、発覚した場合は買取拒否だけでなく法的な問題に発展しかねません。
事故歴・修復歴を隠す
事故歴や修復歴は正直に申告すべきです。隠して売却した場合、後から発覚すると契約解除やペナルティが発生することもございます。
ディーラーの下取りだけで決める
新車購入時にディーラーで下取りしてもらうのは楽ですが、買取専門業者と比べると数十万円安いことが多いのが実情です。必ず買取業者の査定額も確認してから判断されることをおすすめいたします。

よくある質問(FAQ)
Q. 一括査定を使うと電話がたくさんかかってきますか?
A. 一括査定サイトによっては、申し込み直後に複数社から電話がかかってくることがございます。電話対応が苦手な方は、MOTA車買取のようにWeb上で査定額を比較できるサービスを選ぶとよいでしょう。
Q. 事故車でも高く売れますか?
A. 事故の程度によりますが、修復歴があっても需要の高い車種であれば十分に値がつくことがございます。事故車専門の買取業者に相談してみるのも一つの方法です。
Q. 走行距離が多い車でも売れますか?
A. 10万キロ以上でも売却は可能でございます。特にSUVやディーゼル車は高走行でも需要があるため、諦めずに複数社に査定を依頼してみてください。
Q. 車検が切れていても売却できますか?
A. 車検切れの車でも売却は可能です。出張査定に対応している業者や、引き取りサービスのある業者を利用すれば、公道を走らずに売却できます。
まとめ
車を高く売るための最大のコツは、「複数社に査定してもらうこと」と「適切なタイミングで売ること」の2つでございます。
この2つを押さえるだけで、査定額が大幅にアップする可能性がございます。あとは細かい準備をしっかり行って、愛車を最高額で送り出してあげましょう。
参考リンク:
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。


